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ヘッジファンドの目論見書が届く

ヘッジファンドのローンチ(運用開始)まで1週間あまりとなった今日、ついに投資したヘッジファンドの目論見書が届きました。

つい先日、ファンドの運用資金(30万USドル!)を入金したのですが、その送金控えの画面キャプチャを撮ってヘッジファンドの運用会社(T君たちの設立した会社です)に送付したところ、その返信というかたちで送られてきたものです。

photo4.jpg

ざっと目を通してみましたが、想像以上のボリュームでした。ヘッジファンドというと、お金を預けて「あとは好き放題やって」というイメージが強かったのですが、こんなにマトモな(失礼!)目論見書をつくるものなんですね。ここに書いてある戦略・戦術のとおり行くのか、T君のお手並み拝見です。
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カストディアンとは?

ヘッジファンドというと、何かブラックボックスに包まれているイメージが強いですが、資産の保全という点では、投資信託と基本的には同じ仕組みを取っているといえます。

投資信託では、投資信託の設定・運用をするのが投資信託会社(○○アセットマネジメントみたいな名前が付いているケースが多いです)で、その販売を担うのが証券会社や銀行、そして、実際に投資家の資金を預かって管理するのが信託銀行となります。

投資信託の販売部分については、投資信託会社が直接行うケースもあります。いわゆる直販と呼ばれるものですが、これは「さわかみ投信」なんかが代表例ですね。この場合、関係者は、投資信託会社と信託銀行、そして投資家という3者になります。

ヘッジファンドの場合も、販売はクローズドで行われるケースが多いため、基本的にはヘッジファンド会社(=投資信託会社)と信託銀行、投資家というのが主要関係者となります。そして、このうち信託銀行が「カストディアン」と呼ばれる存在です。

カストディアンとは、もともとは投資家の有価証券を管理する機関のことです。グローバル投資が基本のヘッジファンドにおいても、現地で購入する有価証券を安心して預けれられる先――ということでカストディアンが利用されています。

ヘッジファンドとしても、このカストディアンだけは絶対に疎かにはできませんから、ほとんどの場合、信託銀行か信託業務ができる大手銀行がカストディアンとなっています。信託業務については、どこの国においても厳格な基準を設けていますから、カストディアンを利用するという仕組みを取り入れることで、ヘッジファンドは顧客に対して信用力をアピールできるわけです。

いくら増やしてくれる可能性があるからといって、人はそう簡単にお金を預けることはありません。やっぱり、正体がつかみにくいヘッジファンドでも(いや正体がつかみにくいヘッジファンドだからこそ)、こういう仕組みを取り入れているんですね。

T君たちのヘッジファンドは、カストディアンとして中国銀行(香港)を利用しています。信託口座の使い方については、なかなか特殊なものがあるらしく、T君は何度もトレーニングに通ったそうです(そのときの様子と写真はこちら)。

ちなみに、T君たちのヘッジファンドもクローズドの販売なので、ヘッジファンド会社、カストディアン、そして投資家というのが主要関係者です。ただ、T君たちのヘッジファンド会社は、運用とリサーチにほとんどの人員を割いているので、ファンド運用や販売にかかる手続き関連は、ヘッジファンド専門の手続き代行会社を活用しています。

具体的にはこの会社ですが、こちらの役割などについては、また別の機会に・・・(今回は、ほとんどN君の受け売りを書いただけなので疲れました・・・)。

なかなか入れない中国銀行の秘密(?)の部屋

T君たちのヘッジファンドでは、カストディアン(運用資金の信託先)として中国銀行を利用しています。

T君たちは何度も、その仕組みや実務的なポイントについて中国銀行でトレーニングを受けているそうですが、ファンド運用者として契約した者でしか入れない、けっこうレアな場所で写真を撮ってきたということなので、何枚かその写真を分けてもらいました。


信託業務関連の秘密(?)の部屋の入り口です。
photo01.jpg

トレーニング中の一コマだそうです。
photo02.jpg

秘密(?)の部屋から見た香港。見る人がみれば「ああ、あそこから見ているのか」と分かるのでは…。ひときわ目立つペンシルビルは、香港のランドマークIFCモールです。
photo03.jpg

これは余談ですが、香港の金融のプロは「トレーニング」という言葉をよく使います。取引先から説明を受けているわけですから、トレーニングっていう言葉はちょっと違うような気もしますが、それをあえてトレーニングと言うあたり、彼らのプロ意識の高さが伺えるような気がします。

プロフィール

ブラウン

Author:ブラウン
香港駐在。中堅メーカー勤務の40代男性です。10年くらい前から続けている中国株の投資だけは、まあまあの戦績。それ以外の資産運用は……あまり聞かないでください(笑)。

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