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意外に慎重なヘッジファンドの投資行動

アメリカ国債のデフォルト懸念、そしてユーロ圏の経済不安に端を発する株価の乱高下が止まりません。まず、ニューヨーク株式市場が暴落か暴騰となり、翌日の日本や中国市場などアジアマーケットに波及するという動きが毎日のように続いています。

以前は、こうした現象を「世界同時株安」なんて言っていたような気がしますが、これだけネットが発達して各国経済が密接にからみ合う世の中になると、世界中の株価が連動して動くというのは、むしろ当然の理(ことわり)になってしまいました。個人・法人含めて世界中の投機筋が、それこそ世界中の市場に投資できるし、実際にやっているんですから、ホント当たり前の話ですね。

暴落と暴騰を繰り返していると言っても、実際には暴落局面のほうがパワーがあり、株価自体は大きく下げているのが実情です。ただ、こういう株価乱高下の局面では、ヘッジファンドの運用などは、一気に利益を狙う(もちろん、大きなリスクを取って…)シーンだと思っていたのですが、N君に聞くと(ファンドマネージャーのT君は、マーケットにへばりついているらしい…)、実はそうでもないようです。

確かに一日一日の終値ベースでみると、暴落と暴騰を繰り返しているように見える相場ですが、それこそ24時間ずっと相場の動きを見ていると(N君たちは、ニューヨーク→日本→香港・上海→欧州→再びニューヨークという株式相場の状況を、切れることのない一連の流れとしてウォッチしているそうです)、ほんの30分程度のスパンで一気に買いが優勢になったり、そうかと思うと急に売り一色になったりと、相当ギャンブル性の高いトレード環境になっているとのこと。

買い局面でも売り局面でも「絶対利益」を目指せるのがヘッジファンドの特徴ですが、それは投機性が高いということと同義ではなく、むしろこういったギャンブル相場の局面では、キャッシュポジションを増やして慎重な動きをするというのが、(少なくともファンドマネージャーT君の運用スタンスでは)基本方針となっているようです。

確かに、よく考えると、昨今の異常な円高も「リスクの高まりを嫌ったヘッジファンドなどの機関投資家が、株式を売って安全資産である円に資金をシフトしているから・・・」といった説明がなされます。やっぱり人のお金を運用して、それを増やすことで利益(=成功報酬)を得ている以上、ギャンブル的な行動はそうそう取らないわけですね。

ヘッジファンドの本質というものが、少し分かったような気もします。

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ブラウン

Author:ブラウン
香港駐在。中堅メーカー勤務の40代男性です。10年くらい前から続けている中国株の投資だけは、まあまあの戦績。それ以外の資産運用は……あまり聞かないでください(笑)。

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